『ポケットモンスター X・Y』

4. ポケモンがより身近な存在に

![](/others/interviews/jp/3ds/ekjj/vol1/img/movie004_thumb.jpg){:.border.lead loading="lazy"} ポケモンがより身近な存在に ※画面はすべて開発中のものです。 岩田 : ちなみに「ポケパルレ」の「パルレ」には
どんな意味があるのですか? 増田 : 「パルレ」というのはフランス語で
「おしゃべりをする」という意味です。 岩田 : だから、
ポケモンと会話をするように楽しむ、
という意味合いを込めたんですね。 増田 : はい。
それで先ほどお見せしたように
「ポケパルレ」で遊ぶと
ポケモンとすごく仲良くなれるんですけど、
やっぱりポケモンですから、
表情がないやつだとか、
反応が鈍いものもいまして・・・。 岩田 : たとえばカビゴンのように、
いつも寝てるポケモンの場合は
どうするんですか? 増田 : そんな時は、こんなふうに一生懸命・・・
(タッチペンで画面をたたくしぐさをして)
起こしたりします(笑)。 岩田 : (笑) 増田 : ポケモンはそれぞれの特徴や性質がありますので、
今回はそのあたりの表現をたくさん入れまして・・・。 岩田 : えっ、それぞれのポケモンに合わせて
全部をつくったんですか? 増田 : はい。全ポケモンに対して、
それぞれ反応が異なるようにつくりました。 岩田 : いやー、驚きました(笑)。 増田 : あははは(笑)。 岩田 : でも、やっぱり
自分のお気に入りのポケモンだけが、
ちゃんとつくり込まれてなかったら
悲しいですからね。 増田 : そうなんです。
それに、自分が好きなポケモンに対しては、
「こういうものだ」という想いが
それぞれのお客さんのなかにあるじゃないですか。
ですから、そのような気持ちに応えられるように
なるべく合わせたりしてつくりました。 岩田 : そもそも『ポケットモンスター』というのは
それ1本だけでボリューム満点のゲームですけど、
さらにもう1本、新しいゲームが追加された感じですね。 増田 : ええ(笑)。 岩田 : でも、だからといって、
「ポケパルレ」は独立した遊びではなく、
本編にもちゃんとつながってるんですよね。 増田 : そうです。たとえば
「バトルをするよりも、ポケモンをかわいがりたい」
という人がいて、
それで一生懸命にかわいがっていると、
バトルでも有利な戦いをしてくれるようになるんです。 岩田 : つまり、バトルが得意でない人でも、
ポケモンをかわいがっているうちに、
いつの間にか、バトルに強くなっている、
ということもありえるんですね。 増田 : はい。さっきもちょっと言いましたけど、
ポケモンと仲良くなると、
相手の攻撃をよけたり、逆に攻撃したときに、
相手の急所に当たりやすくなったりしますので、
バトルがとても楽しくなると思います。 岩田 : 今回の『ポケットモンスター X・Y』は、
つくり手が相当な量のエネルギーを注がないと、
なかなかできないようなものに
仕上がった印象がありますけど、
その『ポケットモンスター X・Y』が
世界中でどのような評価をいただけるのか、
発売後が本当に楽しみですね。 増田 : スタッフが相当苦労し、
「これぞポケモン」っていう自分の世界でもあり、
スタッフ全員の世界がひとつになった結晶なので、
ぜひ楽しんでほしいです。 石原 : あらゆる想いが詰まっている
『ポケットモンスター X・Y』を
10月12日に発売することを目標にしてきて、
それがやっと実現します。
また、先ほどもふれたメガシンカ(※9)
「新しさ」や「過去」を
全部表現しているようなところがあるので、
みなさんにもぜひメガシンカを
体験していただきたいなと思っています。 メガシンカ=バトル中にのみ行うことのできる“進化を超えた進化”。メガシンカをすることで、そのポケモンの姿が大きく変わり、能力、特性、タイプなどが変化する。バトルが終了すると、元の姿に戻る。メガシンカについては、「Pokémon Direct 2013.9.4」でくわしく語られている(メガシンカに関する情報は、動画12分15秒以降からご覧いただけます)。 {:.note-sm .faded title="※9"} 岩田 : きょうは本当にありがとうございました。 石原・増田 : ありがとうございました。

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