『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』

特別篇:糸井さんとのクリエイティブの雑談。

13. 責任感の原点

### 13. 責任感の原点 糸井 : でもさ、これまでの話を総合すると、
宮本さんは下っ端のときから
責任感という意味でいえば、
それこそ命がけだったっていうことでしょ。 宮本 : そうだと思いますよ、けっこう。 岩田 : つまり、宮本さんって、昔っから
視点はつねに経営者だったんですよ。 糸井 : そうだねぇ。
それは、なに? なんで? 宮本 : うーん・・・。 糸井 : 強烈な当事者意識を
当たり前に持ってたんだろうね。
自分がやってるんだ、って。 宮本 : うーん、だから、さかのぼっていくと、
ぼくは、やっぱり、
「漫画家になりたかった」っていうのが
原点にあるんだと思います。 糸井 : ・・・漫画家。 宮本 : うん。
漫画家になりたいっていうことは、
自分の描いた漫画がどれだけ通用するか、
っていうことでしょ。 糸井 : ああ、だから、
どれぐらいの人に支持されるかっていうことが、
自分の仕事として直結するというか。
それはゲームつくるうえでも同じことで。 岩田 : 「ウケるか、ウケないかは、すべて自分次第」
っていう部分での強い覚悟が
最初からあったっていうことですね。 宮本 : 当たり前だったんでしょうね。 糸井 : はーー、それは、なんか、
腑に落ちる感じがする。 岩田 : そうですね。 糸井 : 最後に、自分のハンコが押されるというか、
「作・手塚治虫」みたいに
自分の責任が発生するっていう意識が
あるっていうことだよね。
「作・宮本茂」の意識が。 宮本 : そうですねぇ。 [14. 「まずまず」は困る](/others/interviews/jp/wii/souj/sp/14/) {:.read-more}

© 2022. All rights reserved.
大家已经冲了